【特定技能】製造業の外国人従業員向け相談窓口について解説

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特定産業分野においては、在留資格「特定技能」で外国人の就労が認められるようになりました。

そのような状況で、様々な相談が出てくることを鑑み、経済産業省では、「製造業における外国人従業員向け相談窓口」が設置されました。

そこで今回は、「製造業における外国人従業員向け相談窓口」について考えていきたいと思います。

皆様の参考になれば幸いです。

在留資格「特定技能」全般については以下の記事で詳しく解説をしています。↓
外国人の「特定技能」の在留資格について徹底解説します!

製造業における外国人従業員向け相談窓口とは?

製造業における外国人従業員向け相談窓口とは?

在留資格「特定技能」において、経済産業省の所管となる特定産業分野は、

①素形材産業分野

②産業機械製造業分野

③電気・電子情報関連産業分野の製造

上記3分野が対象になっています。

上記3分野の在留資格「特定技能」については、以下の記事でも詳しく解説をしています。↓
素形材産業分野の「特定技能」ビザについて徹底解説!

産業機械製造業分野の「特定技能」ビザについて徹底解説!

電気・電子情報関連産業分野の「特定技能」ビザについて解説!

つまり、この3分野において「1号特定技能外国人」の受入れ制度が開始されています。

そこで、上記分野において「特定技能1号」の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員の方に対する、日常生活上の支援を行うため、全国に相談窓口を設置し、相談内容に応じた必要な情報提供等を行うことを目的として設置されました。

製造業における外国人従業員向け相談窓口の対象者は?

製造業における外国人従業員向け相談窓口の対象者は?

「製造業における外国人従業員向け相談窓口」で相談することができる対象者は、製造3分野(素形材産業、産業機械製造業、電気・電子情報関連産業)において「特定技能1号」の在留資格を有するまたは資格取得を希望する外国人従業員が対象になります。

製造業における外国人従業員向け相談窓口への相談方法は?

製造業における外国人従業員向け相談窓口への相談方法は?

「製造業における外国人従業員向け相談窓口」への相談方法は、電話と対面の方法があります。

電話での相談

電話で相談する場合は、以下の窓口に連絡することになります。

外国人従業員向け製造業特定技能外国人相談窓口 多言語コールセンター

住所:〒101-0032  東京都千代田区岩本町2-1-15 吉安神田ビル 4階

電話番号:03-6743-2787

対応日時:年中無休 9:30-17:30

対応言語:日本語・英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・タイ語

上記窓口で対応してくれ、対応言語については日本語以外でも対応が可能です。

対面での相談

対面で相談する場合は、以下の窓口で相談することになります。

宮城県

みちのく観光案内

住所:宮城県名取市下増田字南原 仙台空港旅客ターミナル1階

営業時間:年中無休 9:30~17:30

千葉県

成田国際空港第1ターミナル JTBトラベルセンター

住所:千葉県成田市成田国際空港内第1旅客ターミナル中央ビル本館1階C1210

営業時間:年中無休 9:30~17:30

愛知県

セントラルジャパントラベルセンター

住所:愛知県常滑市セントレア1丁目中部国際空港セントレア2階国際線到着ロビー内

営業時間:年中無休 9:30~17:30

大阪府

関西ツーリストインフォメーションセンター関西空港第一ターミナル

住所:大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1番地 第1ターミナルビル1階中央

営業時間:年中無休 9:30~17:30

京都府

関西ツーリストインフォメーションセンター京都

住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1 京都タワー3階

営業時間:平日・土日
祝祭日含む 10:00〜18:00〈12/30〜1/3除く〉

福岡県

福岡空港グローバルカウンター

住所:福岡県福岡市博多区大字青木739番地福岡空港国際ターミナル1F

営業時間:年中無休 9:30~17:30

対応言語について

対面で相談する際の対応言語は、原則的に日本語・英語・中国語の言語になります。

また、ベトナム語・インドネシア語・タイ語に関しては3者間通話でのご案内となります。

まとめ

外国人従業員の相談窓口についてのまとめ

今回は「素形材産業分野」「産業機械製造業分野」「電気・電子情報関連産業分野の製造」の3分野における、外国人従業員の相談窓口について考えてきました。

在留資格「特定技能」では、対象となる特定産業分野において管轄する省庁が異なってきますので、相談する際は間違わないようにする必要があります。

今後も外国人労働者に関する環境は大きく変わってくる可能性がありますので、最新の情報をしっかりと知っておくことが大切です。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

「特定技能」ビザについて解説した記事一覧は、以下の記事にまとめています。↓
特定技能の在留資格について解説した記事一覧(まとめ)

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